2.23.2007

中学生の頃から、KingOfFightersという格闘ゲームをよくやっていた。
このゲームを作った会社はSNKという、格闘ゲームを知らない人は聞いたこともない会社かもしれないけれど、格闘ゲーム好きだったら、必ず知っている会社だったりもする。
カプコンのストリートファイターの二番煎じ的な登場ではあったけれど、それでもかなり人気のあった「餓狼伝説」のメーカーといえば、知ってる人もちらほらいるだろうか。
代表的なのは、餓狼シリーズ、サムライスピリッツシリーズ、龍虎の拳シリーズがある。
その代表作の中から少しずつキャラクターを集めて、格闘家の王者を決めてしまおうというコンセプトのゲームが、KingOfFightersシリーズなのだ。
設定的には、「KingOfFighters」なる格闘技の大会に集う各ゲームのキャラクター達といった感じ。

で、少し気になったので、wikipediaでSNKの事を少し調べてみた。
SNKという会社は、子会社化→倒産→権利の売却をしている。
そして、権利を取得したSNKプレイモアという会社が、KOFシリーズをはじめ、SNK絡みのゲームの続篇なんかを発売しているわけだけども、まぁ、そこらへんはぶっちゃけどうでもいいんだ。
そんなことよりね、wikipediaのSNKプレイモアの記事に

譲渡などで引き継がれている他社の版権

とあって、そこに

ナスカ
(英名:NAZCA)
代表作は、『メタルスラッグ』、『ビッグトーナメントゴルフ』など。
元々は、SNKを退社した開発スタッフの一部により設立されたゲームメーカーだったが、その後SNKに吸収合併される。
と、あるわけよ。
これさ・・・
この退社した人達、出戻りじゃねーかとw
しかも、出戻った先が倒産してしまうっていう不幸さ・・・
ナスカという会社は詳しくはしらないけれど、この代表作にあるメタルスラッグというゲームは、2D横スクロールアクションシューティングゲームで、グラフィックが綺麗で、細かいところまで作りこまれているという賞をもらうほどの、高品質なゲームだったわけですよ。
シリーズ化されて、どれもそれなりにヒットしてたと思うんだけど、経営難だったのかな・・・SNKに吸収されて倒産に巻き込まれて・・・
このナスカという会社は、一番の被害者のように思えてしまう。
「高品質のゲーム=儲かる」というわけではないんだろうね。
まぁ、何が言いたいのかよく解らなくなってきたので、ここらで〆
当たり前がない日。
基本的に、生活は同じ事の繰り返し。
その中で、~はあるのが当然と、無意識のうちに思ってしまっている事がよくある。
消耗品の買い置きなんかでは、基本的にあるものだと思っているから、無くなるとあせる。
それとは別で、新しい何かを購入して、それがある生活に慣れてしまうと、「ある状態」を基準に生活する事になる。
例えば、MDプレイヤーを買う前と、後とでは、MDプレイヤーの見方がだいぶ違う。
「良いなぁ」、「欲しいなぁ」から、「これMDにいれとこ」に変わる。
当たり前だけれど、あって当然という考え方に切り替わる。
だから、急に壊れるとあせる。
そんなこんなで、当たり前に存在していたものが、ふいになくなると困ってしまう。
なんというか、今日は、そんな「当たり前がない」に当てはまるものがいっぱいあるので、書いてみた。

こんな時にこそわかるのが、beの価値。
月並みデスネ。

2.18.2007

Yahoo!ニュース - 京都新聞 - 松山千春さん、暴力団会合に出席 京で今月 「個人的に参加」 

ちょっとうけた。

Yahoo!ニュース - 京都新聞 - 松山千春さん、暴力団会合に出席 京で今月 「個人的に参加」 

えーと、本文見なくても解るかもしれないけれど、松山千春が暴力団のパーティで歌ったそうです。
抜粋すると

「他の暴力団も含めて過去に数回、会合に出席しているが、すべて個人的な付き合い」

とのコメントをしているそうだ。
なんつーか、別に驚く事でもないし、それぐらいはしていそうなキャラクターなのだから、わざわざニュースとして扱うほどではないだろう。
「反社会的集団のパーティーに、社会に影響力のある芸能人が出席したことは理解に苦しむ」と警察がコメントしているのはまだいいとして、何故、この情報をマスコミに流したのか。
取材の形態はしらないけれど、記事を読む限りでは、情報源が警察という事になっているから、警察が「この事実は社会に広めるべきだ」と判断して情報を提供したのか、はたまた、記者がどこからか情報を得て、警察に聞きに行ったのかは解らないけれど、何にしろ、「警察が外部に出した情報」という事には変わりないはずではある。
社会に影響力のある芸能人だと思うのなら、影響の出ないように扱えばいい、というよりも、社会に影響がでない方向に進める方が、よっぽど社会的には有益なのではないだろうか。

そもそも、パーティに出ることが社会的に「いけない事」なのだろうか。
「複数人集まって、犯罪の計画を練る行為」みたいな場合は「犯罪」になるような事は聞いたことはあるけれど、会長の10周年記念パーティで歌っただけでは、何も問題ないはずだし、警察がどうこう言う筋合いでもないと、個人的には思う。
むしろ、先に書いた様に、警察の言い分である「社会に影響力のある~」という部分に関して、一個人である芸能人の行動よりも、それを社会に広める力を持っているマスメディアに公表させるという行為のほうが、よっぽど理解に苦しむ。
「マスコミが扱うからこそ注目を集める」という、誰でもわかる事をわざとやるのは何故だろう。

なんて書いてみたけれど、実際、松山千春の風貌を見れば、今回の事で驚く人も居ないだろうし、影響なんか出ないだろうよというのが本音。
詳しくは知らないけれど、松山千春という人物に対して、「態度がでか過ぎるのが面白いおっさん」というイメージを持っているので、どちらかといえば、好きな歌手ではある。
ボランティアのような場で歌う事も少なからずあったように思う。
もし、今回の一件でそういった活動に支障が出た場合、警察やマスコミはその分の「得られなかった収益」に対して、なにか保障をするのだろうか。
いや、しないね。とはいえ、する筋でもないし、義務もないとは思うけれど。
ただ、そうなった場合、そのボランティア活動で得た収益で救われるはずだった人達を苦しめる結果に追いやる警察やマスコミは、果たして、本当に「正しい事をした」と言い切れるのだろうか。
こういったスキャンダラスなニュースに、一方的な見方の脚色をつけて報道された時、その報道の考え方を鵜呑みにしてしまう人や、暴力団=悪、警察=正義みたいに思い込んでいる人が居なくなる事はまずありえないけれど、もし身近にそんな人が居たら「本当にそう思うのか」と、一言いってあげましょう。
自分なりに考え、自分の価値観で判断しましょう。
押し付けられた考え方をそのまま取り入れ、あたかも自分で考えてそう感じたかのように錯覚しないように、気をつけなければいけないよと、思うのと同時に、自分も気をつけないとなぁなんて思ってしまったわけです。