6.06.2007

書きたい事、思う事はある。
ただ、どう書いて良いのか、どこまで書いて良いのか、迷う事がある。
なら、書かなければ良いだけの事なのかもしれないけれど、書きたい気持ちはそれなりに強い。
書こうと思って書き始めて、下書きで保存したままになった記事や、「やっぱりやめよう」と思って書き終える前に消してしまった記事が、数え切れないぐらいある。
そういった、誰にも見せない部分こそ、自分の本音なのかもしれないなと、少し思ったけれど、削除した記事でもどこか遠慮して書いているのも事実で、結局本音なんか出てきてやしないんだなと、そういう結論になった。
誰が見るか解らない場に、心からの本音なんか出せやしないんだ。
という事を、知らず知らずのうちに、どこかで意識していたのかもしれない。
そうすると、結局、ネガティブな本音の部分は隠し続けなければならなくて、吐き出す場所はここではなくて、その場所はもちろん他人に話す事でもなくて、やっぱり、創作の中に誤魔化しながら織り交ぜていくしか、集団の中で生きていく限りでは、誰にも迷惑をかけずに発散する方法は、他にないと思ってしまった。
そして、結びつく先は、文章、絵、音楽と、どれも苦手な「芸術」と呼ばれる世界であったりするのかな。
どうも、こういった内容の事を考えると、思い出してしまう言葉がある。
それは、実は単純で、知りうる限りでは、最も正攻法に近い解決策なんだとは思うけれど、実際にそうする事が出来るのかはわからないし、意識してそうしてみても、出来ているのか出来ていないのかイマイチわからない。
まぁ、どうでもいいか・・・。

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